今回から「妊活」について書いていきたいと思います。
昨今では多様性が叫ばれるようになり、人生への考え方も変わってきました。
結婚して子どもを産むというのが当たり前だった時代から、今は結婚してもしなくても、子どもを産んでも産まなくても、自分自身が心地よい選択をする時代に変わりつつあります。
また、私は特に子どもが好きというわけではなく、子どもも大人と同じように1人の人間として対峙しています。
今回は、多様性の時代に、特別子ども好きではない私が、なぜ妊活を始めることを決めたのかについてお話したいと思います。
子どもがいる将来を想像していたから
多様性の時代を生きていても、私自身は結婚して子どもがいる未来を自然と想像していました。
社会人になったとき、結婚するときなど、自分の子どもについて改めて考える機会を迎えても、それが揺らぐことはありませんでした。
妊娠・出産、育児を経験してみたかったから
妊娠・出産、育児という経験を通して、人生をより豊かなものにしたいと思いました。
人生には経験してみないと分からないことがたくさんあります。
妊娠・出産、育児の話を聞く機会は今までも、これからもそれなりにあると思います。
それでも、妊娠することでどんな心と体の変化があるのか、出産の痛みと感動はどんなものなのか、育児によって得られるもの・失うものは何なのか、それらについて自分自身のものとして体験してみたいと思いました。
ちなみに、この記事を書いている今、第一子の育児に奮闘中ですが、妊娠・出産も育児も既に経験してみないと分からなかったことだらけです。
夫から子どもが欲しいと希望があったから
夫は私とは反対に子どもが大好きです。
子どもを見かける度に癒されたような顔をしています。
付き合い始めて数ヶ月のときから将来は子どもが欲しいという話がありました。
私と夫の思い描く未来が一致していたこともあり、単純に好きな人の望みを叶えたいと思いました。
男性からこういった話を持ち掛けることには賛否両論あるかもしれませんが、私としては早めに理想の将来像を提示してくれてありがたかったです。
妊活はできるだけ早く始めたかったから
妊活をすることが決まったら、いつから始めるのかも悩みますよね。
私たち夫婦は20代後半で働き盛りの世代です。経済的に余裕があるわけでもありません。
ですが、妊娠・出産にリスクは付きもの。
体を使う以上、妊娠・出産はできるだけ若いうちに済ませたいというのが夫婦共通の意見でした。
また、子どもが小さい頃の育児は体力が必要ですし、その育児とのちに訪れる両親の介護を両立するのはとても大変だと思ったので、今のうちにという気持ちもありました。
経済的な心配は多少ありましたが、最低限の衣食住は確保できそうだったため、私たちはこのタイミングで第一子の妊活を始めることにしました。
結果的に、私は不妊治療が必要で、妊娠中のマイナートラブルや切迫早産に悩まされることになったので、この決断をしてよかったと思います。
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