妊活といっても何から始めたらよいか悩みますよね。
今回の記事では、私が妊活で実践したことについて紹介していきます。
※医療的な内容に関しましては、詳細は医師に相談するか、厚生労働省や医療機関のHP等をご確認ください。ここでは、あくまで個人の体験談として読んでいただければと思います。
ブライダルチェック
まずは、赤ちゃんの健康を害さないよう、ブライダルチェックとして感染症検査と抗体検査を受けました。
私はかかりつけのレディースクリニックで、夫は別のレディースクリニックで受けました。
男性のブライダルチェックは泌尿器科で対応しているところもありますし、レディースクリニックでできるところもあるので、事前に調べて選ぶとよいと思います。
参考までに実際の検査項目を以下に載せておきますが、人によって検査するべき項目は多少異なると思うので、医師と相談して決めた方がよいと思います。私もそうしました。
〈感染症検査項目〉
私:クラミジア・淋菌
夫:梅毒・HBV・HCV・HIV
〈抗体検査項目〉
私:麻しん・風しん・サイトメガロウイルス・トキソプラズマ
夫:クラミジア・淋菌・風しん
特に、風しんの抗体検査は重要です。
妊婦さんが風しんに感染すると、白内障、心臓の病気、難聴など、赤ちゃんに先天異常が生じる可能性があります。そのため、妊婦さんやその周りの人が風しんの抗体を持っていて、妊婦さんが風しんに感染しにくい環境を作っておくことが望ましいです。
私は過去に何度か風しんの予防接種を受けましたが、抗体がつきにくいタイプで、このときも抗体が足りず追加接種を受けました。
多くの自治体で風しんの抗体検査や予防接種を無料で実施しているようなので、お住まいの地域はどうか調べてみるとよいと思います。
風しんの予防接種は妊娠中に受けることはできず、接種後2ヶ月間は避妊が必要になるので注意です。
ピルの中止
PMSを軽減するため、社会人になってから超低容量ピルを内服していましたが、医師に相談の上でやめました。
医師からはピルをやめてから3ヶ月経っても生理が来なければ受診するよう言われ、私の場合は2ヶ月経った頃に不正出血が続いて受診しました。
そこでは子宮頸がん検診と採血をしてもらい、大きな病気こそ見つからなかったものの、妊娠を望むのであれば不妊治療が必要な状態だと説明されました。
基礎体温測定
排卵日を予測するために基礎体温計を購入し、毎朝測定をしていました。
私の場合は不妊治療が必要な状態だったため、基礎体温はガタガタ。
当時はこんなものかと思っていましたが、やはり正常ではありませんでした💦
基礎体温が低温期・高温期に分かれていない方は受診されてもよいかと思います。
最近では排卵日予測検査薬や排卵日の予測ができるおりものシートもあるみたいなので、妊娠の確率を上げたい方は使ってみてもよいかもしれません。
葉酸サプリメント
ピルをやめたとき、医師から妊活するなら葉酸サプリを内服するよう言われました。
葉酸は赤ちゃんの神経管閉鎖障害のリスク低減に効果があり、神経管の形成には妊娠初期が重要な時期となるので、妊娠前から葉酸を十分に摂取しておくのが望ましいです。
食品中の葉酸は神経管閉鎖障害のリスク低減に有効な量の科学的根拠が十分ではないため、食事に加えてサプリメントから葉酸を摂取することが推奨されています。
ドラッグストアやベビー用品店に行くと、さまざまな葉酸サプリメントが売られています。葉酸サプリメントに関するSNSや広告もよく見かけます。
どれを買うべきか迷いますが、個人的には「一番続けやすいもの」を選ぶとよいと思います。
自宅近くのドラッグストアで買えるもの、高価すぎないもの、粒が小さいもの、というような感じです。
私はつわりがひどかったので、自宅から最も近いドラッグストアで買える、小粒タイプで1日1錠の葉酸サプリメントを買っていました。

葉酸は妊娠中期〜後期、授乳期でも大切な栄養素ですが、私は妊娠初期の緊張感が解けた中期頃からサプリメントはあまり飲まなくなってしまいました😅
みなさんは継続できるとよいと思います。
入院中、サプリメントは全面的に禁止でしたが、代わりに葉酸入りの乳酸飲料が提供されていました。
サプリメントに抵抗がある方はそういったものを使ってみるのも手だと思います。
くれぐれも葉酸の過剰摂取にはお気をつけください!
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