【妊活】不妊治療から妊娠までのお話

夫婦日記

前回の記事でもお伝えしたように、私たち夫婦は妊活開始早々に不妊治療をすることになりました。
不妊治療が必要な状態だとすぐに分かったのは幸いだったと思います。
よく妊活開始後1年経っても妊娠できなかったら受診するように言われますが、1年経たずとも、基礎体温がガタガタだとか、不正出血があるとか、「何かおかしい」と思ったときには受診するとよいのではないでしょうか。

今回は不妊治療から妊娠までについて書いていきたいと思います。
私自身、不妊治療中はとても不安な気持ちで、自分と似たような境遇の方のYouTubeを見て励まされていたので、この記事も誰かの励みになったら嬉しいです。

先に言っておくと、私が経験した不妊治療は「タイミング法」、期間は1周期となっています。
ご覧になりたい内容でなければ、スルーしていただければと思います🙇‍♀️

※医療的な内容に関しましては、詳細は医師に相談するか、厚生労働省やこども家庭庁、医療機関のHP等をご確認ください。ここでは、あくまで個人の体験談として読んでいただければと思います。

不妊治療から妊娠までの経過

夫の検査

不妊治療を開始してからすぐに夫も検査を受けるよう医師に言われました。
こども家庭庁のWebサイトには下記のような記載がありました。

WHO(世界保健機関)の調査では、不妊症のうち男女ともに原因がある割合は24%、男性のみに原因がある割合が24%でした。

男性不妊について|みんなで知ろう、不妊症・不育症のこと

この結果をみると、不妊治療を円滑に進めていくためには、早めに男性不妊がないかを調べておいた方がよさそうです。
夫は子どもが欲しい気持ちが人一倍強いのでスムーズに検査に至りましたが、場合によっては夫に伝えにくい、夫が検査を受けてくれないということもあるのではないでしょうか💦
男性不妊についてはもっと周知される必要があると感じます。
夫は近所の泌尿器科を受診しましたが、通院していた不妊治療専門のクリニックでも検査を実施していました。
センシティブな検査なので、本人が受診しやすい医療機関を選択するとよいと思います。

不妊治療専門のクリニックに転院

不妊治療専門のクリニックに転院しました。
最初に通院していた一般的なレディースクリニックでも初期段階の治療はしてくれるようでしたが、病状説明が曖昧で不安ばかりが大きくなっていく一方だったので、転院することにしました。

転院先のクリニックでは詳細な病状説明があり、「多嚢胞性卵巣症候群に近い状態」ということでした(多嚢胞性卵巣症候群と言い切らないのは、診断基準を一部満たさないからだそうです)。
加えて、今後の検査や治療方針についても丁寧な案内がありました。
自分の体のことを知り、先を見通すこともでき、ここでやっと少し安心することができたのを覚えています。

医師ではないので病状や治療についての詳しい説明は控えさせていただきますが、簡単に言うと、「排卵しにくい状態なので、薬を使って排卵させましょう」ということでした。

タイミング法

採血など簡単な検査と並行して、私の場合は飲み薬と注射で排卵を促す治療をしました。
最初に飲み薬、それだけでは排卵しなさそうだったので注射という流れです。
排卵しそうかどうか、卵巣の状態はその都度膣からのエコーで確認してもらいます。

注射を打ってからは排卵するだろうということで、医師から「◯日にタイミングを取ってください」と指示がありました。
仕方ないのは分かっているのですが、これについては夫婦ともにやや抵抗感があったのが正直なところです。

妊娠

何か予兆があったわけではないですが、ドキドキして居ても立っても居られず、受診予定日の一週間前、自分で妊娠検査薬を使ってしまいました😅フライング検査というやつです。

そしたら、なんと!!薄ら陽性の線が…!!

フライング検査をしたときの妊娠検査薬

とっても驚きましたが、体に異変はなく実感がなかったので「本当に妊娠してるの?」という気持ちでした。
当初、「妊娠したら夫にはサプライズで報告しようかな♪」なんて考えていましたが、興奮で黙っていられるはずもなく、寝ている夫を叩き起こして報告したことを覚えています笑

そして、待ちに待った受診日。
めでたくエコーで胎嚢を確認することができました。
その後、無事に心拍も確認することができ、その頃にはつわりも始まりました。
ただ、妊娠している実感は胎動が分かるまでそれほど感じられませんでした😂

不正出血があって受診してからここまで、約3ヶ月の出来事でした。

不妊治療費

不妊治療は2022年4月より保険適用となりましたが、まだ制限もあります。
私たちは保険診療分と自費負担分を合わせて約4万6000円(夫:約8000円、私:約38000円)の出費でしたが、東京都の不妊検査等助成事業のおかげで全額助成してもらうことができました。
こちらの助成は上限額5万円なので、それ以上の支払いに関してはお住まいの市区町村などで別途助成してもらうか、自己負担となってしまいます。
東京都の場合は原則電子申請となり、助成金は申請してから約4ヶ月後に指定した口座に振り込まれました。
たった1周期、初期段階の不妊治療でこれだけの費用がかかるわけなので、不妊治療の負担は体力的・精神的なものだけではなく、経済的なものもかなり大きいと身をもって感じました。

以下、不妊治療の保険適用や東京都の助成に関する参考資料になります。
よろしければ、ご活用ください。

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